ぎっくり腰
来院
2018年7月 20代女性
使用したツボ
陽輔R 大腰LR 後谿R 膝裏の硬縮とり
頻度
一回
通院回数
一回
使用したツボ
患者
施術当日のお昼ごろに2才のお子さんを抱っこしていて、階段を下りていたらピキッとした。ズキズキ痛んでいる。ご紹介での来院。
施術と経過
座る 立つ 歩く 階段の上り下りが全てツライ。
ぎっくり腰直後の来院。抱っこや玄関を上がる、お子さんの目線にあわせる(しゃがむ)などの動作が辛い。一番辛い動作と、腰全体の中でも仙腸関節が痛いということから、足と足首のツボに刺鍼をした。
まだ痛いけど、足が上げれる(足踏み)、立ち上がりがラクになり「鍼をする前と全然違う」という状態になった。発症直後だったため、残りの痛みは炎症が引いていけば改善されることをお伝えして終了した。
その後腰の痛みは完全に引いたことを確認。
まとめ
痛む部分に鍼やお灸をするのではなく、原因を考えて患部から離れた所へ施術をすることは、発症直後の炎症がある状態の時にもとても安全で有効といえる。
来院
2019年12月 50代女性
使用したツボ
光明R 玖路R 大腰R
頻度
1回
通院回数
1回
症状
一週間前から寝返りができないのと、立ち上がったり横になるという動作の瞬間に激痛が走る。
原因は重いものを持ち上げた、長時間の運転、中腰の姿勢での作業などいくつか思い当たるがはっきりとはわからない。
整形外科へ受信しレントゲンでの異常はないことを確認し、痛み止めとシップで過ごしてきたが、痛みが徐々にひどくなってきたため鍼施術を考えた。
施術と経過
痛みの場所を詳しく確認すると、右側の腰~骨盤にかけての部分だった。
強く痛むのが、屈む姿勢がはいっているときであるため、身体をみると胸椎、腰椎が動き出すときに痛みが生じていることがわかった。そのため、胸椎の動きを整えるためにスネにあるツボに鍼をした。
まとめ
胸椎の緊張が腰部の動きを妨げ痛みを引き起こしていた。
腰の部分だけではなく、胸椎からの本来の動きをスムーズにしたことで動作が改善され、同時に痛みもなくなった。
来院
2018年6月 30代女性
使用したツボ
精霊R 大腰R 腰痛3手 肩回し
頻度
1回
通院回数
1回
患者
あ腰の違和感は以前から感じていたが、午前中にぎっくり腰になるのではと不安になるくらいの強い張りが生じたため、妊娠中の症状でもかかったことのある当院へ往診依頼。
11カ月のお子さん。
施術と経過
前かがみの状態がラク。しゃがんだり抱っこをしようとする動作全てに不安がある。
訴え通り右の腰が全体に張っていた。活法の腰痛3手をしたところ、全体的に腰が和らぎ
軽さを感じられた。残っている鍼に対して、手のツボに鍼をして確認したところ、張りがなくなり
どの動きも軽くできるようになった。
まとめ
抱っこが多い子育て中の方は、腰そのものにも負担がかかるうえ、腕~手、肩首など様々な部分を酷使している。今回は手の緊張が強くなり、腰の張りを引き起こしたと考えられる。一か月後も再発していないことを確認。
来院
2017年4月 40代男性
使用したツボ
膝裏硬縮とり 梨状筋導引 骨盤回し L4(1)R 肩リョウR 飛揚R
頻度
1回
通院回数
1回
症状
ソファでムリな姿勢で寝てしまったのが原因か、3日前から腰痛がある。
痛めた直後は身体を捻る動作の痛みがあったが今は治まり、前屈の痛みが残っている。
施術と経過
背中と腰に、特に緊張している部分があったためそこを緩めるように鍼をした。
布団と違い狭いソファで寝ているときは、肩や首への負担もかかるためそれを考慮して肩甲骨にあるツボへ鍼をした。
施術後に動作を確認してもらうと、違和感が無くなり前屈もできるようになったため終了した。
まとめ
ムリな姿勢が原因ということで、ソファで寝た時に負担になっているような場所を推測し腰の周りだけでなく肩~足の状態を考えた。
痛みが出始めてから早く治療を受けていただけたのはとても良かったと思う。