NEW環境変化後から続く右耳症状と動悸、毎日の頭痛
症状
症例者は2年前から環境の変化をきっかけに、頭痛と右耳の症状を繰り返していた。特に1か月ほど前からは動悸と吐き気も加わり、毎日症状が続いていた。イライラすると右耳の症状が強く出る傾向があった。また、首肩こりがあり、ふわふわとしためまい感を伴う日もあった。仕事と子育てで忙しい日々を送っており、これらの症状があると非常に辛い状況であった。医療機関では漢方薬を処方されていた。初診時の所見では、耳周辺の緊張、首肩こり、のぼせ感が認められ、首を右に向けると右側に痛みが生じていた。
-
来院者
女性
30 代
-
期間
2023年5月 -
頻度
月3回程度 -
通院回数
4回
施術と経過
初回施術では、背中、手、首、足のツボに鍼をした。施術後、首の動きがスムーズになり、痛みが軽減した。2回目以降も同様の方針で施術を継続した。施術を重ねるごとに動悸が減少し、毎日起きていた頭痛が10日間で1回程度にまで改善された。ただし、耳の症状は疲労やイライラ時にまだ強く出ることがあった。3回目の施術で耳の症状が大きく改善され、4回目の施術後には首のこりがずいぶん楽になり、動悸、吐き気、耳鳴り、頭痛の症状が良くなった。施術期間中、症状の再燃や新たな症状の出現は特に見られなかった。
使用したツボ
まとめ
環境変化をきっかけに2年間続いていた頭痛、右耳の症状、動悸、吐き気に対して、背中、手、首、足のツボへの施術を行った。初回施術で首の可動域と痛みが改善し、継続施術により動悸の減少、頭痛の頻度低下が見られた。3回目で耳の症状が大きく改善し、4回の施術で首のこり、動悸、吐き気、耳鳴り、頭痛が良くなった。ストレスや疲労が症状に影響していたことから、首肩周辺の緊張緩和とのぼせ感の改善が、自律神経症状の軽減につながったと考えられる。仕事と子育てで多忙な日常生活において、症状の改善が得られた症例である。
担当スタッフ






